
展示会で人気のオプション。その活用方法と効果とは?
展示会への出展は、中小企業やスタートアップの皆様が新たな取引先を獲得するための絶好の機会です。
そうした展示会出展で、競合に負けず一人でも多くの来場者を惹きつけるには、展示会主催者が用意している装飾オプションを効果的に活用することが重要です。本記事では、予算やスペースが限られた1小間ブースでも集客効果を発揮する人気のオプション3つと、その具体的な活用方法を解説します。
展示会への出展は、新規顧客を獲得する最大のチャンスです。しかし、標準仕様の白い壁と社名板だけの簡素な状態では、来場者に、自社の製品・サービスの内容や強みが伝わらず、素通りされてしまいます。そこでおすすめなのが、展示会の事務局等が用意しているオプション装飾の活用です。
限られた予算やスペースであっても、効果的なオプションをピンポイントで導入することで、ブースの視認性と集客力を大きく向上させることができます。今回は、スペースが限られたブースでも、場所を取らずにアイキャッチ効果を発揮する3つのオプションをご紹介します。
1 スポットライト・追加照明
角小間ではないブースが、隣のブースと差別化し、来場者の目を引く効果的な方法が、追加の照明の設置です。ブース全体を明るくするような照明もありますし、来場者に見てほしい製品にスポットライトを当てる照明もあります。ブースや展示している製品を明るくすることで、「活気のある立ち寄りやすい空間」を演出できます。
【活用のポイント】
ブース全体を明るく底上げ:複数の照明を用いて壁面全体を照らし、ブースを遠くからでも目立たせる。
メインのポスターや製品を目立たせる:アーム付きのスポットライトなどを活用し、壁面のキャッチコピーや展示台の製品に直接光を当てて、来場者の視線を自然に誘導する。
2 ロールアップバナー(自立式)
足元から引き上げて設置する自立型の「ロールアップバナー」は、壁面スペースが少ない1小間ブースの救世主です。大掛かりな工事不要で設置でき、通路スレスレの場所に置くことで強力なアイキャッチとなります。使わない時はコンパクトに収納でき、次回の展示会や自社のエントランスなどでも使い回せるため、コストパフォーマンスに優れています。
【活用のポイント】
通路に向けて「面」を作る:ブースの角や入り口付近に設置し、通路を歩いてくる来場者の視界に真っ直ぐ飛び込むように配置する。
文字は極力少なく、大きく:遠目から歩きながら見るツールなので、詳細な説明文は入れず「誰のどんな課題を解決するのか」を示す大きなキャッチコピーに絞る。
3 オリジナルテーブルクロス
展示会でレンタルする標準的な長机(折りたたみ会議テーブル)に、全面印刷を施した「オリジナルテーブルクロス」をサッと被せるだけで、一気に自社のオリジナル空間に雰囲気を変えることができます。ブース全体の統一感が出ると同時に、テーブルの下に置いたダンボールや予備のパンフレットといった「見せたくない荷物」を綺麗に隠すことができる、一石二鳥のオプションです。
【活用のポイント】
ブースの統一感を演出する:壁面ポスターやバナーと同じコーポレートカラーを採用し、小さな空間でも、デザインの統一感を持って、他のブースと差別化します。
正面にロゴとサービス名を大きく配置する:通路から一番目立つクロスの正面部分に、ロゴや検索窓(「〇〇で検索」)などを大きくプリントし、看板代わりに活用する。
様々なオプションを活用することもですが、ブース装飾には共通した注意点もあります。以下の点も意識して、ブース装飾を考えてみてください。
〇「3秒」で製品・サービスの内容がわかる状態にする
中小企業やスタートアップは、社名だけで何をしている会社か認知されていないケースがほとんどです。装飾ツールには社名よりも「サービスが提供するメリット」を一番大きく掲示しましょう。
〇動線を塞がないレイアウトを徹底する
オプションを追加しすぎてブース内が窮屈になると、来場者が心理的に入りづらくなります。人が入っても余裕がある動線を確保することが重要です。
今回ご紹介した「照明」「ロールアップバナー」「テーブルクロス」は、どれも設営が簡単で、限られたスペースと予算の中で最大限の効果を発揮するツールです。こうしたオプションを上手に組み合わせ、初めての展示会でも多くの見込み顧客を獲得できる魅力的なブースを作り上げてください!